先日輸出あるいは進出の際にしっかり考えておきたいポイントとしてマーケティングで言う所の4P(製品、価格、流通、販促)といったポイントを挙げました。
要するにどこの誰に何を幾らでどうやって売るのかを予め計画段階で検討しておく必要があるというものです。
昨今では、これに加えてもう一つのPが結構なウェイトを占めてきます。
俗にパートナーのPと言われていますが、輸出先・進出先の誰と一緒に組むのかというポイントです。 パートナーは単に投資家・出資者という位置づけに加えて、従業員など「人」という考え方でも見た方が良いのではと思います。
日本人に出来る事は日本人に、日本人に出来ない事は現地で頼れる人に、という事です。
自分の限界を知った上で、自分の意思を理解してもらい、且つ、そうなるべく動いてくれる人がいるかどうか。
このPも成功と失敗を分ける大きな要因になる事もあり、またときには信じていたのに騙されるというパターンもあるので慎重に見極めていく必要があるのではと思います。
輸出・進出に際してはやはり4Pよりも5Pと言う考え方で進めた方が成功要因が高まるのではと思います。