CIFは「運賃と保険込み」という理解が一般的ですが、実務では 保険条件が実質的に空 になっているケースがあります。
「保険料が計上されている」だけで安心すると、事故時に想定外になります。
押さえたいポイント
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CIFでも、保険は補償範囲と免責が重要で、入っていれば良い訳ではない事
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保険の“付保者”と“保険金請求者”を整理する事
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事故時の手順(写真、サーベイ、通知期限)まで決める事
なぜ危ないのか
輸送事故が起きた時に問題になるのは、「何が補償されるのか」と「誰が請求出来るのか」です。
免責が大きい、補償範囲が狭い、請求の窓口が曖昧、必要証憑が足りない。
この状態で事故が起きると、保険があっても回収出来ない事があります。
実務チェック
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保険条件の提示を求める事(保険証券/カバー条件の要点)
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補償範囲(All Risks相当か、限定条件か)を確認する事
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免責金額・免責事由を確認する事
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付保金額(通常はCIF×一定割合)と、算定根拠を確認する事
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事故時の通知期限・必要証憑(写真、B/L、Invoice、検品記録)を確認する事
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サーベイヤー手配の要否と手順を確認する事
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“保険に入っているから梱包が雑でも良い”にならないよう、梱包仕様を別で固める事
まとめ
CIFは便利ですが、保険条件が薄いと事故時に守られません。
保険料が入っているかどうかではなく、補償範囲・免責・請求手順まで見ておく必要があります。
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補償範囲と免責を確認する事
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付保者と請求者を整理する事
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事故時の手順を先に決める事

