海上保険で揉めないための、最小チェック項目

CIFは「運賃と保険込み」という理解が一般的ですが、実務では 保険条件が実質的に空 になっているケースがあります。
「保険料が計上されている」だけで安心すると、事故時に想定外になります。


押さえたいポイント

  • CIFでも、保険は補償範囲と免責が重要で、入っていれば良い訳ではない事

  • 保険の“付保者”と“保険金請求者”を整理する事

  • 事故時の手順(写真、サーベイ、通知期限)まで決める事


なぜ危ないのか

輸送事故が起きた時に問題になるのは、「何が補償されるのか」と「誰が請求出来るのか」です。
免責が大きい、補償範囲が狭い、請求の窓口が曖昧、必要証憑が足りない。
この状態で事故が起きると、保険があっても回収出来ない事があります。


実務チェック

  1. 保険条件の提示を求める事(保険証券/カバー条件の要点)

  2. 補償範囲(All Risks相当か、限定条件か)を確認する事

  3. 免責金額・免責事由を確認する事

  4. 付保金額(通常はCIF×一定割合)と、算定根拠を確認する事

  5. 事故時の通知期限・必要証憑(写真、B/L、Invoice、検品記録)を確認する事

  6. サーベイヤー手配の要否と手順を確認する事

  7. “保険に入っているから梱包が雑でも良い”にならないよう、梱包仕様を別で固める事


まとめ

CIFは便利ですが、保険条件が薄いと事故時に守られません。
保険料が入っているかどうかではなく、補償範囲・免責・請求手順まで見ておく必要があります。

  • 補償範囲と免責を確認する事

  • 付保者と請求者を整理する事

  • 事故時の手順を先に決める事

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