FOBは「買主が船を手配する」イメージが強い一方で、現場では 通関の役割分担 が曖昧なまま進み、トラブルになる事が多いです。
特に「輸出通関」と「輸入通関」を混同すると、現場が止まります。
押さえたいポイント
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FOBでも、輸出通関は売主側が担当するのが基本と整理する事
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通関は“作業”と“費用負担”を分けて決める事
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通関に必要な情報(HS/原産地/成分/SDS等)を、誰がいつ提供するか決める事
なぜ止まるのか
通関で止まる時は、多くが「情報不足」か「提出者の曖昧さ」です。
売主側が輸出通関をやらない前提で進めると、輸出許可が取れず出荷出来ません。
一方、買主側が輸入通関で必要な情報を事前に確保出来ていないと、到着後に止まります。
実務チェックリ
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FOBでも 輸出通関の申告主体 を明確にする事
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輸出側:Invoice/PL/原産地情報/該非/SDSの要否を早期に揃える事
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輸入側:HSコード・関税・規制(用途・成分)を事前確認する事
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「通関費用」「書類作成費」「検査費」「保管料」の負担者を決める事
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船積前に 必要書類のドラフト確認 をする事(B/L記載、Consignee等)
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“誰がフォワーダーとやり取りするか”を決め、連絡窓口を一本化する事
まとめ
FOBは「買主が船を手配」だけでは実務が回りません。
輸出通関・輸入通関を分け、作業者と費用負担を整理する必要があります。
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輸出通関の担当を先に決める事
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通関は作業と費用負担を分けて整理する事
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必要情報を誰がいつ出すか決める事

