11月中旬は中国の広東省に出張でした。
中国の規模は兎に角大きいというイメージを持たれているかも知れませんが、この広東省は格別です。
広東省単体で人口１億人、GDPは2014年ベースで６．７兆元、為替レートで左右されますが大よそ130兆円くらいでしょうか。これがどれくらいの数字かというと大よそ世界のトップ15に入る規模と言えば分かり易いでしょうか。 人口は異なりますがGDPベースでは韓国くらいの経済規模。そして成長率も2011年10％⇒2012年8.2％⇒2013年8.5％⇒2014年7.8％といった感じですので伸び率だけ見ても今後数年でかなりの経済規模の国と同じくらいになってしまいます。日系企業が数多く市場開拓を目指すアセアンと比べても経済規模ではインドネシアと同等くらいで他の9か国（タイ、マレーシア、シンガポール、フィリピン、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、ブルネイ、ラオス）は全く広東省の規模に届きません。 中国で働く前はタイに5年ほどいましたがタイにはもともと数代前は広東省の潮州市出身だ！というタイ華人が多かったので広東省にはそれくらい（華人を多く輩出している）くらいのイメージしかなかったのですが実際に行ってみるとその規模そして、人々の活気に圧倒されるものがあります。
今回は展示会への参加でしたが、やはり連日多くの賑わいを見せ、また会場も日本では無い規模の大きさで当初見込みを超える成果を得る事が出来ました。
