先日海外企業へのアプローチであまり無理とあきらめずにコンタクトしてみると意外とうまく行くというお話しを書きました。
これは日本企業間でも同じ様な事が言えます。中小企業から大企業への値上げ交渉あるいは様々な条件交渉について自社の立ち位置がしっかりしていれば意外と受け入れて頂ける事もあります。
特にアベノミクス以降お金がジャンジャン刷られていますので世の中のキャッシュは器の大きな大企業に集まる傾向が強くなっています。 そのため、大企業は儲かっているのに中小企業は大企業ほど儲かり難いという状況が続いていた様に思います。
その様な状況下では仮に受けている仕事に利益が出ていない状況であれば正直に利益が出ていないので値上げしてください、あるいは条件が悪いので納期を少し伸ばしてください、という要求を投げてみてはどうでしょうか。
自社のポジションがしっかりしていれば常識のある大企業程値上げの相談には乗ってくれるでしょうし、その他品質面でも相談にのってもらえるかと思います。
仮に自社が苦しい立場に立たされている場合、大切なことはそのポジションをこの先何時まで続けるのか、あるいは今付き合っている人と5年先、10年先も付き合いたいと思うかという目線で自分の行動を見つめる事では無いかと思います。