無理と思わないこと

今年に入り某国の某製品の大手との代理店権交渉が成立しました。

昔からお付き合いのある企業様からのお話しで日本における某社の代理店権を取れないかというご依頼に対しての結果です。

海外に出張に行った際、あるいは旅行に行った際、ウェブで検索をしている際など「おっ、この製品は良いな」と思う事も多いものですが事業を運営していると「この製品は何処何処に使えるな、あるいは誰々に売れるな」という視点でみる様な事も多いように思います。

一方で例えばアメリカやヨーロッパあるいはアジアの企業が出す製品にどうやってアプローチするのかというのもなかなか難しい所ではあります。ただ、日本以外の国では企業もさる事ながら個に対しても比較的暖かい目で見てくれる事も多いものです。

まだ駆け出しの若造時代に従業員が何万人もいる会社のオーナーが気軽に自宅に招いてくれたり、お茶を御馳走してくれたりといった事を経験していましたが、こういった交渉が成立するとやはり個の力の大切さを感じます。

自分がどういった絵を描くのか、どういう思いでプロダクツに向き合うのかという事を真剣に文章化する、あるいは語る、こういった作業によって無理と思える様な製品を扱える事も大いにあり得る様に思えます。

経験上、自社製品の売込みよりも購買や代理店権といった相手の利益に直結しそうなお話しは比較的スムースに進むと思いますので是非トライしてみては如何でしょうか。

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