7月に採択されました滋賀県の水環境ビジネス海外展開事業化モデル事業補助金に応募された共同体2者様より弊社代表を国内連携先として選んで頂きました。(情報提供及び現地調査に関わるアドバイス)
1者はベトナムにおける分散型小規模排水水処理システムの構築の事業可能性調査事業であります。これは環境ビジネスに関わる企業2社からなる共同体がホーチミン市の小集落を単位とした「分散型小規模処理システム」の実現可能性を探るもので小規模水処理ユニットと現場簡易水質モニタリングを導入することにより水質をモニタリングしながら適正な排水処理を行い、かつ継続的な運営が出来る様にするものです。
もう1者は電機・通信ビジネスに関わる企業2社からなる共同体でインドネシアにおける水質モニタリングシステムの導入調査です。 現在ジャカルタ湾西部地域にて危機的状況にある地盤沈下と洪水の対策として必要とされる基礎データが不足しており、特定の河川部でモニタリングした水質を指定された中央監視センターへデータで送信するという試みです。
何れも途上国の開発課題と直結する事業だけに出来る限りのサポートを行っていきたいと思います。
この1年ほど好む好まざるにかかわらず環境関連の引き合いが本当に多く来る様になりました。上述の様なビジネスサポートから機械販売に至るまで、やはり途上国での環境ビジネスの需要は大きく今後ますます多くのお話しがあるものと思いますが現地状況も刻々と変化していますので地道に情報収集していきたいと思います。