ベトナム出張にて

今月はクライアントの依頼でホーチミンへ行ってきました。

かなりの数の弁護士事務所、進出支援事務所を回ってきました。

一般的に「弁護士」とか「会計士」というとその筋の専門知識に長けていると思いこみがちですが実際にはそんな事もありません。それぞれ得意分野がありそれ以外の話になるとこれまたその得意分野の専門家に確認するというのが一般的です。  7月1日にベトナムの投資法などが変更になったとの事で今回は変更後の動きを確認に行きましたがベトナム資本100%、シンガポール資本100%、日系資本100%と根本的な説明は同じでも細かい所では微妙に違うという状況でした。

日系企業がベトナムあるいはその他海外で会社を設立する場合、大手会計事務所、ベトナム資本100%弁護士事務所、日系会計事務所など沢山あり迷うかも知れませんがやはり常套手段としては日系企業が会社を設立するという意味で行けば日系会計事務所にお願いするのが一番近道な様に思います。 大手である必要はあまりなく現地で長くやっている、日系支援実績が多くあるという事になれば現地法人設立もあまり心配する事はなさそうです。

設立に関する委託費用はまちまちですが現地資本100%で3500-5000ドル、外資5000-10000ドル程度、また誰もが知っている会計ファームなどになるとその2倍から3倍くらいでしょうか。いずれにせよ会社を建てるという事は他人任せにせず自身の目で何が一番ベターかを良く見極める必要があります。

 

(現地にて投資家と)

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