中国の環境問題

先日、クローズドな集まりですが中国企業約20社が集まり日本の環境に関する技術の紹介を行う勉強会に参加しました。

中国では環境保護法が2014年に改定され今年1月から施行され現在細則を策定している状況です。 中国では原則的な方向性、方針が政府によって示され実際の運用は下位法令、地方法令などで公布されます。 環境に限らず労働に関する法律や為替の取扱いに関する取り決めなどもメディアでは大きく取り上げられるものの、実際現場では中国側の役人も含め発表時は如何して良いか良く分からないという事が良く発生します。

今回のセミナーでの中国側代表の発言では環境法についても実際には細かい罰則を既に把握している訳ではなく様子見をしているところだ、というニュアンスが強かった様に思えます。

ただ昨今の化学工場の爆発や大気汚染、水不足などを見ていると日本の管理方法や技術に対して遅かれ早かれ需要が高まる事は必至ではないでしょうか。

実際の所、勉強会に参加された中国企業も技術的な提携や供与を期待して来日されているという事実を考えると環境分野に従事する企業にとって中国市場は近くチャンスが巡ってくる分野ではないかと思います。

 

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