人口で見る中国市場

(出展IMF)

中国の巨大市場はその人口から見ると非常に分かりやすいです。

1980年に9.8億人であった人口はその後一人っ子政策等で一定の抑制はかかるものの2016年には13.8億人に迄、伸びています。

東・東南・南アジアでのコメの生産量は世界シェアの9割をしめアジアの国々は国土面積が大きい国が多く、1か国当たりの人口が多くなりやすい土台があり、また米は単位面積当たりの生産量が高い穀物である事が一因では無いかという説もあります。

それはさておき、年齢別の構成比を見てみると25~64歳が圧倒的に多く、この年齢層に向けた製品の市場がある事が見て取れます。

さて、自分の中では何でも10倍・中国説というのがあります。つまり人口が日本の10倍超なので市場も10倍。 日本で機械が1台売れるとすれば同じ機械は10台以上の市場があるという事です。 上述の右肩上がりのグラフを見ると今後10倍説は何となく崩れていきそうな気がします。

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