B to B, B to Cなどのビジネスを考えていく上で、世帯数はひとつの重要な基礎的データとなります。
インドネシアの世帯数は、2015年時点で、6,559万世帯で、日本の5,340万世帯(統計局より)と比較して、約1,200万世帯多いのが実情。
2015年時点での人口は、インドネシアが2.55億人、日本が1.27億人と、日本のほぼ倍となっています。
世帯数は倍ほどの開きはないことから、ひと世帯当たりの構成人数がインドネシアの方が多いことが見て取れます。
実際のところ、インドネシアのひと世帯当たりの構成人数が3.9人に対し、日本は2.4人。
また、ざっくりいうと、ひと世帯にインドネシアでは子供が2人、日本では0.4人ということになります。
その一方で、インドネシアの地方ではまだまだ子供の数は多いが、都心部の、特に富裕層の間では、子供の数も減っており、1人っ子や2人兄弟・姉妹、という子供世代が増えていることも事実です。さらに、「核家族」化も年々進んでいます。
今後のインドネシアでの展開を考える際に、中間層の増加と共に、子供への消費が増えていくと言う可能性も十分考えられ、その分野へ注目することもありと思えます。
インドネシアの世帯数推移
年 | 2010 | 2015 |
人口(百万人) | 238.5 | 255.5 |
世帯数(千世帯) | 61,390 | 65,588 |
世帯数増加率 | ー | 6.8% |
ひと世帯当たり構成数(人) | 3.9 | 3.9 |
(出所:インドネシア統計局)
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