1月の末、今年最初の出張先タイを訪問しました。
今回はタイでの市場調査を行いたいという企業様からの同行依頼による訪問でした。
タイには日系企業が出尽くした感もありますが実際の所、どうでしょうか。
ジェトロHPによれば日系企業数1,615社、在留邦人64,285と思っていたよりも企業数は多くない様です。 実際、中国進出では31,279社となっているので、未だチャイナプラス1で考えた場合、有力な進出先の一つではないかと思います。 一つにはインフラの充実です。バンコク市内でまず初めて来た方が驚かれるのは、既に大都会の様相を呈している事。 大きなビル、ショッピングモールが立ち並び、買い物に不自由する事はありません。 即ち電気、水が確保されタクシー、BTS(モノレール)、地下鉄と足回りもしっかりしていて、仕事をする環境としてはシンガポールに次いで東南アジアトップクラスであると思います。
マーケティングを行うにせよタクシーは簡単に確保できるし、日系とのアポも取りやすい。即ち現地の事情も比較的日系企業の少ない新興国より分かり易い状況にあるのでは無いでしょうか。またアセアンの貿易自由化を考えてもベトナム・ミャンマー・ラオス・カンボジアに1時間も飛行機に乗ればたどり着ける為、地理的にも戦略的拠点としてまだまだ検討余地のある国ではないかと思います。
さて今回は別件で新しいテーマとして現地企業からの日本への進出相談を受けるというものもありました。 徐々に活動が認知し始められ日本⇒海外だけでなく、海外⇒日本へのビジネスの相談も入り始めた事は本当に喜ばしい限りであり、お会いした皆さまと信頼を築ける様に地道に真面目に引き続き業務に取り組んで行きたいと思います。