活力

先週は約IMG_46707年ぶりにベトナムに出張しました。

初めてベトナムに行ったのはちょうど1997年で今の様に市場は開放されておらず、当時の緑がかった軍服の様な服を来たイミグレーションの役人を今でも思い出します。

当時泊まるホテルもそれほどホーチミン市内にはなく、1880年に建てられたという市内中心部にあるコンチネンタルホテルに泊まった際、内部がまるでヨーロッパの様な作りであった事が印象的でした。

それから何度も訪れる度に市場が開放されていく様子を肌で感じてきましたが、今回は7年ぶりと言う事もありやはり経済の発展が強く印象に残った出張となりました。

街には新しいビルが立ち並び始め、ファストフード店、百貨店なども多く見受けられました。景気というものはまさに気のもので街に若者があふれ将来への希望をもって活気にあふれた雰囲気があればなんとなくこれからも発展していくんだろうなという気分になります。

今回の出張は日系企業4社、現地企業2社との面談でしたが特に印象に残ったのは日本で技術研修を受け、多くのベトナムの若者が日本に残って働くという選択をする中、現地に帰り独立したという若者との面談でした。 日本で習得した日本語、技術を真面目に日系企業に売り込む事で年々会社の売上が伸びているという話を聞かされると自分ももっと頑張らなくてはと励まされた様な気持ちになりました。

私自身はタイに住み会社経営、インドネシア・ベトナムでは会社の管理を任されていたこともあり各国の素性をある程度は分かっているつもりですが、おそらくはベトナムの素地となっているのは中華系の血であり(本人たちは否定するでしょうが)、何よりも真面目で物事の習得に費やす時間が周辺の国よりも短い(優秀)という事ではないかと思います。 これから外資の参入が加速する事でますます発展のスピードが上がっていく事が容易に想像できるこの国の将来は本当に楽しみであり今後も定期的に行きたい国の一つであります。

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