Pocketcgange

先日、SNSの広告で以前から気になっていたPocketchangeというサービスが出ていました。

前回見た時は羽田空港しかなく、しかも羽田で試しにいった際には「現在調整中」と貼られていて使えなかった記憶があります。

今回見ると関西では大阪のドン・キホーテや関空にも設置されている事が分かり早速ドン・キホーテで試しに行ってみました。

以下、ポケットチェンジのHPより引用(https://www.pocket-change.jp/ja/about/)

「ポケットチェンジは空港や駅に設置された便利なマシン。
海外旅行で余った外国コインや外国紙幣を投入すると、
その場ですぐに、電子マネーやギフトコードに交換できます。

日本人旅行者の余った外貨も、訪日外国人の余った日本円も。
もう、海外旅行で余ってしまう現金を心配する必要はありません。」

米ドル、EURO、中国元、韓国ウォン、日本円の通貨であればコインを電子マネーにチャージ(交通系、楽天EDY、Waon, Nanaco)、Apple Store /Amazonのギフト券に交換というシステムです。(紙幣はこれら通貨に香港ドル、タイバーツ、台湾ドル、シンガポールドル、ベトナムドンが追加される)

海外への出張や旅行に行くとうまく使えなかった紙幣や硬貨が机の中にジャラジャラと溜まってしまいますが、このシステムはこれらを電子マネーに変えてしまうというある様でなかった画期的なシステム。

早速、家にあったコインを持ってチャージしてきました。

結果、7.21ユーロは777円に、42.8人民元は616円に交換され無事SUICAにチャージ出来ました。 今までコインが余って机の中でジャラジャラしていたので、これは本当に画期的なシステムと感じました。

ちょっと残念だったのが、FAQには「手数料はかかりません、だたし銀行等と同様に交換レートが設定されています」と記載されていた事でしょうか。 https://www.pocket-change.jp/ja/faq/

これを読むとあたかも外貨⇒円の当日TTBレートを適用したかの様に誤解しますが、3月5日のみずほ銀のTTBは1ユーロ125.32(TTS128.32), 1人民元はTTB16.38円(TTS16.98円)と2~3%程度しかサヤを抜いていないのに対し、上記の交換レートですと1ユーロ107.76、1人民元14.39となっていて独自レートを設定している事になります。

コイン回収する手間は想像がつきませんので、何とも言えませんが、FAQの記載が曖昧なので、ちょっと残念な気分になりました。

こういう問題はリップルの様な暗号通貨を使えば全て解決されてしまう訳ですが(そもそも外貨両替という概念が無くなって来る)、とにかく今まであれば良いのに、と思うサービスがどんどん世の中に出てきて、それを体感するのはとても楽しい経験です。

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