入社式

新年度スタートの本日は全国の各社で入社式が行われた様です。

ニュースでは企業の代表者の挨拶の様子や新社会人の声などが一斉に取り上げられていました。

さて海外に目をむけると入社式たるものをあまり見た事がありません。

採用は、と言えば年中優秀な人材がいれば面接をして採用をし続けている様なイメージです。 考えてみれば東南アジアの結婚式やお葬式もきっちりとした型は外から見ているとある様なない様な状況で何時始まったのか、何時終わるのか、日本の様に分単位で管理する様なものもあまり経験がありません。

日本の場合、4月の最初の稼働日を入社式と決める、あるいは結婚式は何月何日の何時何分からスタートといった風に時間をきっちり決めて行動するのは当たり前で、これがある意味全体の一体感やルール作りの基本になっているのかと思います。

一方でこれがあまり無い場合、どういう事になるのかと言えば一緒に働く時の時間軸が大きくかわります。 例えば直ぐやりますの「直ぐ」はいう人によって変わって来るのです。 「直ぐ」来るからちょっと待っててと言って会議室で4時間くらい待たされた経験もありますし、直ぐ返事すると言って2-3日くらい何の音沙汰もなかったりという事が頻繁に起こる事もあります。

日本人が世界の中で異質である事の一つに時間に対する感覚がある様に思います。

この辺の勘所を感覚的に捉えて相手に動いてもらう優先度を如何にあげてもらえる様にするか(伝えるか)というのも海外企業との取引においては重要なポイントでは無いかと思います。

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