お湯が出ること

先週の日曜日に上海から帰国し月曜日は2件のアポイントが入っていました。

自宅の高槻から徒歩で出かけてJR高槻の改札を抜けホームで電車が来るのを待っているとその揺れは突然襲ってきました。 ゴゴゴゴーーという感じの地鳴りが響いた為、最初は貨物列車が近づいてきたのかと錯覚しましたが、実際には上下に大きく揺れる地震であると気づいたのは隣に立っていた人から手をつかまれた瞬間。 周囲を見渡すと座り込んでいる人多数。 結局その日は自宅へ引き返しアポイントはキャンセルに。

自宅の食器棚や冷蔵庫から滑り落ちた食器類が割れているのを目の当たりにすると本当に地震が来たんだなと改めて感じた次第。 それから周辺住宅では水が止まったり、ガスが止まったり塀が崩れたりと様々な被害が出ていましたが幸いにも我が家はガスが止まっただけで大きな被害は免れました。

2011年の東北での震災の際には前職企業の経営層に多額の寄付金を懇願する為、あるいは中東のファンドからお金を引き出す為に現地の人たちとビジネスモデルを話し合ったりと、実際に足を運んだ現場は本当に目を覆う様なものでしたが、今回、当時の情景が頭を過ったのも確かでここ数日、本当に色んな情景が頭に浮かんでいました。

今日の夜ガスが通った為、自宅でお湯につかった瞬間に普通に生きている事の喜びを感じました。

余震が何度も続いていますが、この後大きな地震が来ない事を祈るばかりです。

 

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