キャッシュのない世界

先週はタイ、今週は中国でお客様のアテンドをしています。

中国・上海へは約半年ぶりの訪問です。

前回もそうでしたが今回も本当に中国の発展を身をもって感じています。

まず、空港~南京西路迄、地下鉄に乗りましたが交通カード(日本で言うSUICA)への窓口での現金チャージが出来ません。 窓口で現金を渡すと「チャージしない」の一言で済まされ、ゲートから出るに出られない状態。 かと思いきや足りないカードを翳すと何と「-1元」と表示されゲートが開きました。 日本では有り得ないですね。

ゲートを出て何とか交通カードにチャージすべく販売機に向かいますが当然無人。そしてなんと現金を受け付けしていません。 銀聯カードのみ。(昔在住時に銀聯を作っていたので何とかチャージ出来ました)

その後、どこに行っても現金を使っている人があまりいません。

本日、お客さんとの食事での事。 支払い時はキャッシャーが持ってきた携帯のCRリーダへ自身の携帯を翳すだけ。⇒ALIPAYで支払い。

領収書の発行も専用ソフトに社名を2~3文字入れると全国に登記されている社名をソフトが自動検索し税金支払い番号と共に相手方にデータが送られる仕組みです。 ソフト上で領収書(正式発票)を記録するのでこれはきっと脱税対策にもなっているのだと再び感心してしまいました。 日本は未だに現金しか使えないところも多く、かなり取り残された感を感じてしまった次第です。

一つ救いはと言えば、文明はすごいスピードで進歩しているものの、相変わらず大声で話をし、回りを気にしない昔ながらの中国も混在することでしょうか。

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