黒竜江省出張しました。

先週は一週間ほど黒竜江省にいました。

某社の取引支援の業務です。(守秘義務があるのでここまでしか書けないのですが)

さて、5年間中国に住んでいたものの、大きすぎる国土ですので、実は行っていないエリアは本当に沢山あります。 観光地は勿論、自身の商売上の関係のない所は殆ど行っていません。 当初拠点があったのが、上海、北京、天津、武漢、遼寧省、四川省、江蘇省、浙江省、広東省、山東省、新疆ウイグル自治区だけでしたので、逆に言えばこれ以外は殆ど足を踏み入れた事が無いエリアです。 (全体では22省、5自治区、4直轄都市+香港・マカオ)

実際の所、中国と一口に言ってもエリアによって言葉も違うし、文化・風習も違います。また民族が異なるケースも散見され一括りに中国人と呼ぶのは難しいのではないかと思います。

今回は黒竜江省・哈爾浜市への訪問でしたが、当初のイメージは「極寒の石油埋蔵地帯」、「肥えた土地」くらいのものでしたが、実際には非常に整備された都市というイメージでした。

8月の終わりというのに既に朝方は10℃前後で整然とした街並みは札幌を思い出しました。

東北三省(黒竜江省、遼寧省、吉林省)は比較的親日家が多いと耳にしますが、実際の所、今回の哈爾浜訪問ではそれを強く感じました。 お会いした企業の社長は日用品の50%くらいは日本製と言っておられ会議では総勢12名ほどの方が出てこられましたが、概して日本人に興味津々といった感じを受けました。

東北3省で約1億人の市場ですが、上述の「寒い!」というイメージからか未だ日系企業の活発な活動は見られない様であり、農業、環境、エネルギーあるいは未進出のサービスにとってはまだまだこれからの有望市場ではないでしょうか。

(市内の様子)

(アムール虎1200匹?がいる虎園も観光)

今回の訪問では将来的な構想も話し合われ、早ければ年内にも再訪がありそうな予感がします。

 

 

 

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